富山県南砺市の道の駅たいら 五箇山 和紙の里へ行ってきました。
世界遺産にもなっている菅沼集落に向かう途中の休憩で、立ち寄りました。
山に囲まれ、水がキレイだという五箇山。
空気も澄んでいて、どこか懐かしさも感じる世界遺産に選ばれた場所。
海外からのお客様が多いそうです。
到着した時に大型観光バスが止まっていて、お土産を買い求めたり、展示してあるものを見学する外国からのお客様で、店内が賑やかに。
レジでお支払いをするときに、聞いてみました。
さすが、世界遺産。海外からの団体のお客様が多いのだとか。
私が遭遇したのは、たぶんドイツ語圏の方々。
(聞こえてきたのがドイツ語だったから)
自然も、建物も、食べ物も、和紙も、珍しいものが多かったのではないでしょうか。
五箇山といえば、和紙!
五箇山は和紙が有名だということは、知り合いに富山出身の方がいて、聞いたことがありました。
五箇山和紙の特長は、主な原料に楮(こうぞ)を使うのですが、楮は繊維が長く強いのが特徴です。
和紙は、コピー用紙などの洋紙に比べて手ざわりに「温もり」を感じますが、中でも五箇山の和紙は、楮の量が多いため紙が強く、さらに繊維が柔らかいため、より、しなやかで温もりがあります。
そして、富山市南西部の八尾(やつお)や朝日町(あさひまち)蛭谷(びるたに)で生産される<越中和紙>として、国の伝統的工芸品に指定されています。
八尾といえば、「おわら風の盆」も有名ですね!
その八尾と、蛭谷、五箇山を合わせて<越中和紙>としています。
越中和紙のことをまとめてあるサイトはこちら → http://www.etchu-washi.jp/

自分用?お土産用?和紙小物がキュートすぎ
道の駅たいら 五箇山 和紙の里では、その和紙を使った工芸品や、おしゃれな雑貨が販売されています。
お土産にもいいですが、自分用にあれもこれも欲しくなってしまうラインナップ。
その中で私が選んだのは、市松模様が懐かしくておしゃれなカードケース。
和紙自体がしっかりしているのに、紙だから軽い!
手にもしっくり馴染んで、大・中・小、全部揃えたい気持ちを押さえて、中サイズをセレクト。
カードケースとして販売されていますが、私はブローチとか大ぶりのイヤリングなど、
アクセサリーボックスに入らないものを入れています。
改めて、和紙っていいなぁ。大事にしたいと思うんですよね。
産業が衰退しないように、使う人が増えることが大事なんじゃないかなと思い・・・
和紙を買っていこうか迷って、自分で組み立てるキットを購入。
次はもっとゆっくり時間を取って、購入する和紙で何か作るモノをイメージしてみたいと思います。
お土産に買っていくことで、相手に知ってもらえます。
ハンドメイドの材料に使い、それを言葉にすることで、探している誰かに伝わるかもしれません。
キットはそのままになっていたので、この機会にゆっくり組み立てようかしら。
それもいいですね。
近隣施設で、できること
道の駅たいら の近くには、体験施設などがあります。
事前に予約が必要なものもありますので、行こう!と決めたら予約しましょう。
◆ 和紙体験館で、紙漉き体験
隣接する「和紙体験館」では、手すき和紙などの体験ができます。
おひとりからでもOKですが、団体のお客様がいるときは待つかもしれません。
なので、事前に予約しておく方がいいですよ。
1時間ほどかかるということなので、時間に余裕をもって参加してみてくださいね。
私も予定していなかったので、次に行く時は事前に予約して参加したいと思います。
◆レストラン「五箇山の味 ふるさと」
近くには、五箇山の四季の幸をゆっくり味わえる「五箇山の味 ふるさと」というレストランがあります。
岩魚の焼き物や、なめこそば、もちろん五箇山とうふも!!
https://hitosara.com/0005022764/
◆ たいら郷土館
五箇山塩硝(えんしょう)の製造工程をはじめ、養蚕(ようさん)などの伝統産業や五箇山の歴史、文化などを紹介している
「たいら郷土館」があります。
たいら郷土館で9月中旬から1カ月半近く展示される「全国和紙ちぎり絵展」は、全国から多数応募があるそうですよ。
この展示も見てみたいと思います。
◆ たいらマウンテンスクール
少し離れたところに、五箇山とうふや蕎麦打ちなどの体験ができる「たいらマウンテンスクール」があります。
蕎麦打ち体験は他にもありますが、五箇山とうふづくりはなかなかありませんよね~。
五箇山とうふは、縄で縛っても崩れないくらい水分を抜いてあるのでしっかりとした食感。
菅沼集落にあるお店でいただいたことがありますが、スライスしてわさび醤油をつけて刺身として食べるのも美味しいですよ。
15名以上で、2週間前までに予約が必要だそうです。
http://gokayama-info.jp/archives/1789
今回は休憩で立ち寄った、道の駅たいら 五箇山 和紙の里 ですが、色々なアクティビティーも、美味しいものも、そして美しい自然の風景も楽しめる場所。
五箇山で遊ぶ!をテーマにして、改めて行ってみたいなぁと思います。
【道の駅たいら 五箇山 和紙の里】
〒 939-1905 富山県南砺市東中江215
TEL.0763-66-2223
http://gokayama-washinosato.com/