早朝散歩をするようになって、初めて見つけた場所が意外と多くて、自分でもびっくり。
世田谷の東の端にある、閑静な神社
今回のコロナウイルスの事態がなければ、早朝散歩の心地よさに気付かないでしょうし、おそらく、この場所もしばらく気付かなかったのではないかなと思います。
歩くから、わかること。
歩くから、見える景色があります。
この東玉川神社も、実は神社の目の前を何度かバスで通過していたのに、全く気付いていませんでした。
「自由通り」と名付けられた通りにあります。
そのまま道沿いに進むと、東急目黒線奥沢駅に着きます。
場所は、東急池上線雪が谷大塚駅前のバス停から、東京医療センター行きに乗るとまもなく「東玉川交番前」のバス停があり、そのバス停を下りてすぐ。
東玉川神社は、東玉川交番のお隣にあるのです。

雪が谷大塚駅からは、徒歩10分ほど。
そして、東急目黒線奥沢駅からも徒歩10分ほど。
雪が谷大塚と奥沢とのちょうど真ん中なんですね。
大きな神社ではありませんが、鳥居をくぐるとフッと空気が変わるのを感じます。
手入れが行き届いた神社ですし、氣を敏感に感じる人は、境内に一歩足を踏み入れると、空気が変わることがわかるでしょう。

一時廃社となり、再興された神社
東玉川神社の社殿は、世田谷区の登録有形文化財に登録されていて、世田谷区のホームページによると、
“東玉川神社は、江戸時代にあった諏訪神社が明治時代に一時廃社となったものを、 昭和3年(1928年)に再興したものです。
現在の社殿は昭和14年(1939年)から翌年にかけて渋谷区にある氷川神社から譲り受け移築したもので、この時に東玉川神社に改称しました。社殿は拝殿・幣殿(へいでん)・本殿からなり、幣殿と本殿の間に獅子之間と呼ぶ板張りの床を設けています。
拝殿の向拝(こうはい)天井には、弘化2年(1845年)の年記がある龍の墨絵が描かれています。明確な建築年代は分かりませんが、資料と建物の特徴から江戸時代後期の建築と推定しています。”
世田谷区ホームページ https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/bunka/001/004/d00128520.html
確かに、お賽銭をあげて手を合わせてからそのまま上を見上げると、なんと立派な龍の絵。

火焔(かえん)龍神だそうです。神社に入ってすぐのところにある石碑に記されています。

紆余曲折を経て、現在の東玉川神社に
ご朱印のことなどを検索すると出てくるブログ「御朱印神社メモ」によると、東玉川神社はもともと「諏訪神社」ということもあり、祀られているのは長野の諏訪大社と同じ “諏訪大明神“ とも称される建御名方神(たけみなかたのかみ)。
そして、再建するときに野毛に鎮座されていた「日枝神社」を遷座したことにより、日枝神社のご祭神である大山咋命(おおやまくいのみこと)の二柱(ふたはしら)が現在の東玉川神社のご祭神となっているとのことです。
※参照ページ https://jinjamemo.com/archives/post-23180.html
「御朱印神社メモ」は、色々調べられているブログで、読んでいて楽しいです。
御朱印や神社に興味がある方は、ぜひ一度読んでみてください。
ちなみに、神社の入り口近くにある石碑によると、多摩川と並行しているその場所・自由通りは、【風水の龍脈】にあたるそうですよ。
雪が谷大塚駅から、自由通りを通って、ぶらり、まこさんぽ。
ということで、2020年5月は世田谷区の「東玉川神社」をご紹介します。
★ 東玉川神社 ★
所在地: 〒158-0084 東京都世田谷区東玉川1丁目32−9
電話: 03-3720-0007
東急池上線雪が谷大塚駅 または 東急目黒線奥沢駅より徒歩10分
東急バス 多摩01<都立大学駅前経由> 東京医療センターゆき
「東玉川交番前」下車すぐ
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放送は、5月22日(金)夜20時30分~20時45分
調布FMと、サイマルラジオ、リスラジでもお聴きいただけます。
調布FMは、83.8MHz
調布市・狛江市の全域、 三鷹市・世田谷区・川崎市多摩区・稲城市・府中市・小金井市・武蔵野市の一部で受信可能
受信できない地域では、サイマルラジオまたは リスラジ で「調布FM」を選択し、放送時間にアプリを再生していただくと、お聴きいただけます。
リスラジ → http://listenradio.jp/
サイマルラジオ → http://www.simulradio.info/
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