東急多摩川線の終点である「多摩川駅」。
駅を降りてすぐのところにある多摩川台公園の入口付近では、6月にアジサイの見頃を迎えます。
色々な種類のアジサイが楽しめる区立の公園なんですよ。
7種類 約3,000株のアジサイたち
東急多摩川線の始発・終点である「多摩川駅」の改札を出て右に進むと、道路の向こう側に区立の公園である「多摩川台公園」の入口があります。
多摩川台公園はとても広いのですが、その中で紫陽花が楽しめる「あじさい園」は、多摩川駅西口を出て1分。
公園の入口にはアジサイのモチーフもありますし、開花時期にはアジサイが出迎えてくれますよ。
あじさい園に植えられているのは、
・アジサイ
・西洋アジサイ
・ヤマアジサイ
・ガクアジサイ
・タマアジサイ
・コアジサイ
・ベニガクアジサイ
の7種類。
アジサイといえば、土中のpHで色が変わりますし、咲き始めから終わりにかけて変化していくものも。
その性質からか「移り気」という花言葉が代表的。

多摩川台公園のアジサイの分布図。
わかりやすいですよね。
メインは多摩川駅西口に近い入口ですが、公園内から多摩堤通りに降りていく通路沿いにもアジサイが植えられています。

東急東横線や目黒線で多摩川を渡るときにも、そのアジサイが見えます。

あじさい園は駅を向いて斜面になっているので、あじさいの隙間から電車が見えることも。
(東急東横線・目黒線の線路と向かい合っています)
丘の上には東屋(あづまや)も
丘陵地になっている多摩川台公園。
といってもそこまでキツイ斜面になっているわけではありませんが、階段がキツイ方には公園入口の階段からみて左手に、比較的緩やかなスロープがあります。
丘の上に登ってみると、見えてくるのが東屋(あづまや)。
東屋(あづまや)とは
四阿(あずまや、しあ)。庭園などに眺望、休憩などの目的で設置される簡素な建屋。「四阿」の「阿」は棟の意味で、四方に軒を下ろした寄棟、宝形造などの屋根を持つ建造物を意味する。唐風に「亭」(ちん)とも呼ばれる。和語の「あずまや」は東国風の鄙俗な建屋を意味する。
Wikipedia 四阿 より
東屋にはベンチが置かれているので、ちょっとした休憩にも。
東屋から見たアジサイの光景↓↓
そして、公園内は散歩をする人が多いのですが、歩きやすくなっているのも人気の1つ。
朝、早めの時間に行ったのでそれほど人はいませんでしたが、歩いているうちに散歩されている方々とすれ違いました。
多摩川台公園 あじさい園 / フォトギャラリー

大田区立多摩川台公園
住所:大田区田園調布1-63-1
あじさい園には、東急多摩川線・東横線・目黒線 多摩川駅西口が便利です。
大田区のホームページによると、多摩川台公園は多摩川沿いの丘陵地に約750メートルにわたって展開しており、晴れた日には遠く丹沢の山並みや富士山を見ることができ、この景色は多摩川八景に選定されているとのこと。
参照)大田区ホームページ 多摩川台公園 https://www.city.ota.tokyo.jp/shisetsu/park/tamagawadai.html
あじさい園のほか、元調布浄水場跡地である場所に四季折々の「野草園」や「水生植物園」があります。
アジサイを見に行ったときの写真がこちら↓↓
この他にも、多摩川の眺望がよい「展望広場」や「運動広場」、荏原台古墳群の中で最大と言われる「亀甲山古墳(かめのこやまこふん)」があり、公園内の多摩川台公園管理事務所では「古墳展示室」が併設されています。
散策するだけでも、相当歩きますね。
多摩川台公園では6月のアジサイのほか、2月~3月には大田区の区花である「ウメ」、3月~4月には「サクラ」、10月~11月には「イチョウ」が見頃を迎えます。
大田区ホームページ 多摩川台公園 http://www.city.ota.tokyo.jp/shisetsu/park/tamagawadai.html
【フォトギャラリー】
放送予定
放送は、6月25日(金)夜20時30分~20時45分
調布FMと、サイマルラジオ、リスラジでもお聴きいただけます。
調布FMは、83.8MHz
調布市・狛江市の全域、 三鷹市・世田谷区・川崎市多摩区・稲城市・府中市・小金井市・武蔵野市の一部で受信可能
受信できない地域では、サイマルラジオまたは リスラジ で「調布FM」を選択し、放送時間にアプリを再生していただくと、お聴きいただけます。
リスラジ → http://listenradio.jp/
サイマルラジオ → http://www.simulradio.info/
