2021年の恵方は、南の東より10度でした。
オープニングでご紹介した運勢セミナーでは、その年の恵方でお参りをする「恵方参り」の話もあり、私はいつも「恵方参り」に行き、お願い事をしてきます。(感染者が少ないときを狙って行きました)
1月から3月まで、2021年の恵方参りで行ってきたところをお話します。
横浜・川崎間の最古の神社 鶴見神社へ
古くは杉山大明神と言われた鶴見神社。
創建は推古天皇の時代と言われています。約1400年も前って・・・
ちなみに、現在の名称に変更されたのは、1920年(大正9年)のこと。
JR鶴見駅東口、京急鶴見駅から徒歩4~5分。
周辺には、店舗やマンションが建ち並びます。
旧東海道沿いに鶴見川方面に進んでいくと細い道と、旧東海道とに分かれる場所があります。
細い道側に「鶴見神社参道」という案内があるので、その先に見えるのが鶴見神社。
ご祭神は、林業の神様である「五十猛命(イソタケル)」と、その父である「素戔嗚尊」。
そして境内には、奥に富士塚、本殿横に大鳥社や関神社、秋葉社などがずらりと並びます。

3社だけでなく、寿老人や稲荷社、三島由紀夫らを祀る清明宮など、本殿・拝殿横にずらりと並びます。
本殿・拝殿と末社の間にある小径を進むと、本殿裏には富士塚があり、浅間神社があります。
富士塚の横に小径がありますが、その先は行き止まりです。
2021年2月に行ったのが最初で、その時には小径に梅が咲きはじめていました。
境内からは、弥生時代後期の土器・古墳時代の土師器・鎌倉時代に至る祭祀遺物が見つかっています。
創建が古いだけでなく、史跡として貴重なものが多いんですね。
源頼経が杉山大明神に参拝した際に奉納した欅が枯れてしまったときに、根元の土中から多数の祭祀遺物が発掘されたそうです。
見つかった時はビックリしたでしょうね。
https://tsurumijinja.jp/history/

御神輿が流れ着いた、という伝説も。
「小倉の当時の鎮守 天王社」というのは、現在の小倉神社(川崎市幸区小倉)のことでしょうか。
記載されている「かげ祭り」とは違うと思いますが、小倉神社では「きゅうりまつり」というのもあるそうです。それも、気になります。
神奈川神社庁ホームページ 小倉神社

一度は廃れてしまったお祭りも復活(鶴見の田祭り)しています。
2022年もコロナウイルスの感染拡大で無観客開催になるようですが・・・
古式に則ったお祭り、見てみたいものです。
https://tsurumijinja.jp/tamatsuri/

鶴見神社
〒230-0051 神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央1-14-1
ホームページ https://tsurumijinja.jp/
横浜元町の鎮守・元町嚴島神社へ
元町のメインストリートから一本入ったところにあるにもかかわらず、参拝客が次々とやってきます。
でも、落ち着いた雰囲気で、春なら境内の桜が、秋なら公園のイチョウが彩ります。
嚴島神社には、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)・多紀理姫命(たぎりひめのみこと)・多岐都姫命(たぎつひめのみこと)、そして浅間神社が合祀されているので、木花開耶毘賣命(このはなさくやひめのみこと)がお祀りされています。

嚴島神社には、
・市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
・多紀理姫命(たぎりひめのみこと)
・多岐都姫命(たぎつひめのみこと)
そして浅間神社が合祀されているので、
・木花開耶毘賣命(このはなさくやひめのみこと)
がお祀りされています。
境内には桜の木が植えられていますし、写真を撮りそこねましたが、竜神池もあります。

末社には、皇大神宮(こうだいじんぐう)、金刀比羅宮(ことひらぐう)があります。
もともとは、源頼朝が伊豆の「杉山弁財天」を横浜村の洲乾島(洲干島とも)に勧請したのが始まり。
江戸時代(元禄時代)にご神体を別当寺である増徳院の境内に仮殿を一部移し、その場所を「上の宮杉山弁天」、もともと勧請したところを「下の宮清水弁天」としていたとか。
その後、 「上の宮杉山弁天」 は元町に遷され、元町嚴島神社として横浜・元町の氏神様として、「下の宮清水弁天」は現在の羽衣町に遷され、横浜・関内の氏神様である嚴島神社として、地元の方々に大切にされているそうです。
ラジオで話すために調べていた時に、初めて関内の嚴島神社のことを知ったので、コロナ禍が落ち着いたら参拝してみようと思っています。
[参考資料]関内新聞(2018年5月20日) 関内の氏神様、厳島神社の歴史を辿る
https://kannai.jp/itsukushima/
御朱印神社メモ 元町嚴島神社
https://jinjamemo.com/archives/motomachiitsukushimajinja.html
元町嚴島神社に行ったら、オススメしたいのが【糸みくじ】。
小さい糸巻きに、8色いずれかの糸を巻いてあります。なんだか、カラーセラピーみたい。

今回、私がひいたのは【黒】。
私が黒をひくのって珍しいかも。負のエネルギーを遮断ですと?! それって大事ですよね。
ちっちゃい「糸巻き」もカワイイですよね~。カードケースに入れて持ち歩いています。
元町嚴島神社は、横浜元町クラフトマンシップストリートの中にあるので、お参りの後は、周辺を散策するのも楽しいですよ~。
元町嚴島神社
〒231-0861 神奈川県横浜市中区元町5丁目208
恵方参り、とは
「恵方」とは、十干十二支により割り出される「歳徳神」がいる方位のこと。
その年を司る神様が居る方位の神社仏閣をお参りすることを「恵方参り(詣り)」と言います。
恵方でお参りすることで願いが叶いやすくなる、というもの。
(私も、お願いが叶う実体験が結構増えました)
いつから切り替わるかというと、立春(節分の翌日)から1年とします。
恵方参りについては、ネットにも掲載されていることがありますが、できれば氣学のことを講座として教えている方から、きちんと教わることをオススメします。
まずは書籍で知りたい方は、Good Luck Wave Academy 勝沼慧衣先生の書籍に「恵方参りの作法」が書かれていますので、そちらをどうぞ~。
放送予定
放送は、1月28日(金)夜20時30分~20時45分
調布FMと、サイマルラジオ、リスラジでもお聴きいただけます。
調布FMは、83.8MHz
調布市・狛江市の全域、 三鷹市・世田谷区・川崎市多摩区・稲城市・府中市・小金井市・武蔵野市の一部で受信可能
受信できない地域では、サイマルラジオまたは リスラジ で「調布FM」を選択し、放送時間にアプリを再生していただくと、お聴きいただけます。
リスラジ → http://listenradio.jp/
サイマルラジオ → http://www.simulradio.info/
