なんとか知り合いのお店で初取材をさせてもらえることになりました。
それはありがたいことだったのですが・・・
別に、ラジオの取材なんかいらないんだけど
あなたが困っているみたいだから、話に乗ってあげただけ。
呆然としますわ。お情けだったそうです。
それ以降、しばらく関わりを持っていましたが、ある時をきっかけに完全に離れました。
そこには二度と行かないです。引っ越して離れたし。
「どうせ、ラジオの真似事みたいなもんでしょ?」
苦々しく言ったオーナーの顔を、たまに思い出します。
取材が要らない人には、取材をしなくてよい。
当たり前だけど、改めて心に刻んでおきたいと、時折思い出してはそう思うのです。

自信のなさが、招いたこと
ここ最近「引き寄せ」という言葉がよく出てきていると思いますが、私はそれを「ラジオ」で体感しました。
手探りで色々やっていく中で、これでいいのかわからない、自分でも自信をいつまでも持つことができないということが、取材に対してもラジオに対しても、「所詮、大したことないんでしょ」と思わせた面があったんだろうなと思います。
威圧的に「そんなんじゃ、ダメだから!」と頼んでもいないのに注意してくる人や、「いつまで続くかが見ものだね」という人も。
そのたびに落ち込むどころか「ふざけんなよ!!」と闘志を燃やしてきつつ、試行錯誤を繰り返してここまで来たんだなぁと振り返ると懐かしくなります。
自分がしていることに自信をもつということは、自分を信頼すること。
「ラジオをやってます」
「こういう番組をやっています」
と、堂々と言えるようになってからは、最初の呆然とするような言葉は言われなくなりました。
そう思うと、自分の自信のなさが攻撃する人を呼んでくるし、自信をつけていくのは「経験」「反省」の繰り返し。
そしていつの間にか、自信を持てる状態になっていくのだろうと、私はラジオでの経験を通してわかったのです。